うんこクソゲー ゲットだぜ!うんこ


デスクリムゾン

デスクリムゾン
(エコールソフトウェア)

古本屋で2980円でゲットだぜ!


ついに、あの伝説のクソゲー『デスクリムゾン』をゲットしました♪ 秋葉原では1万円以上のプレミアをつけて売られているこのゲームを2980円でゲットできたのは幸運? でも高い…

たまたま立ち寄った古本屋で見かけたので速攻でゲット! さんざん秋葉原やゲームショップを探してもなかったのに… ちょっと前なら地元のおかじま電気で4480円で売られていたのに…

遅くなりましたが、このページでもこのデスクリムゾンを紹介させていただきます。他のクソゲーサイトさんやデスクリのレビューに似通った所も多いと思いますがお許しください。

セガサターンマガジンを読んでいた方ならこのゲームの事は知っているはずです。なにせ読者投票で長期にわたって最下位の座を死守し、クソゲー帝王の名を欲しいままにしていたゲームですから。

色々なゲーム雑誌やサイトで叩かれまくっているこのゲーム。どんなもんかとワクワクしながら電源をオン! オープニングだけでも充分に期待に答えてくれました。まずはロゴ。これが怖い… 鉄仮面か何かが二つ並んでいます。

恐ろしいエコールロゴこれが最初に出るだけならまだ許せるが、ゲームオーバーの度にこれを見せつけられる上に飛ばすことが出来ない。これだけでも十分にユーザーの反感を買っているのに。このクソロゴを見た後にはフライ・リハード君で出迎えてくれます。なんか盆踊りを踊っているように見えます。あるいはフォークダンスか?
                  

そしてお楽しみのオープニングムービー。銀色の変な化け物(これがラスボス)が『きょえ〜』と鳴き声をあげます。『それは10年前の事であった…』と妙に低い声のナレーション(エコール社の社長らしい)が入ります。そして主人公の紹介。





Full Name ・越前康介
CodeName・コンバット越前
 

コンバット越前。これがこのゲームの主人公です。こんな変な名前の主人公は見たことも聞いた事もありません。
コンバット越前

よく見ると左右の足の長さが違ったりとデザインが狂っています。オマケにコイツの好物が焼きビーフン! ゲームの主人公ならばもうちょといいモン好物にしろよ…ちなみに彼は元傭兵。現在は医者をしています。平均以上の勇気を持ち、女性の扱いがニガ手。年齢は29歳。声は妙にカン高い。

オープニングでは、ワイヤーフレームの体格にテスクチャーがドンドンドンドンという銃声と思われる音と共に貼られていきます。

戦場で逃げ場を探す越前と仲間のダニーとグレッグ。偶然逃げ込んだ遺跡で越前は訳の分からない事を言います。

せっかくだから、俺はこの赤の扉を選ぶぜ!

赤(?)の扉

なんで『せっかく』なんでしょうか? 意味が分かりません。素直に『俺はこの赤の扉を選ぶぜ!』って言えばいいのに。

これがその『赤の扉』ですが、これのどこが赤いのでしょうか? 目が悪くなったのかぁ〜 と思った… 

越前という人はこの色が赤に見えてしまうのでしょうか? 越前は何の医者をしているのか分かりませんが、眼科へ通った方がよいのでは?

オープニングムービーだけでもこんなに長々と書いてしまった…


ゲーム自体はオペレーションウルフやバーチャコップみたいなガンシューテイングです。サターンのバーチャガン対応のソフトです。ところがそのバーチャガンを使うと思わぬワナが待っています。

標準が狂っている!

どうやっても右下に標準がズレてしまう… ヤクザやチンピラが10万円ぐらいで売っている中国製のトカレフじゃあるましい… クリムゾンという銃は中国製か?

最初は借りてきたガンの故障かと思ったけれど、バーチャコップをやると標準は合っている。後で知ったことだけど、ハナっから標準が右下にズレているそうです。呆れました… コントローラーでも操作は可能ですが、かなり難しくなってしまいます。けれど、標準がズレているバーチャガンとどっちがいいかと聞かれると… 個人差とでも言っておきましょう。

難易度はムチャクチャ高いです。普通こういうゲームでダメージを受けると無敵時間があるはずですが、このゲームにはそういう物は一切ナシ! だから、瞬時にしてゲームオーバーなんて事もしょっちゅうあります。オプション設定で難易度を下げられると思っていると、またワナにかかります。このゲームのオプション設定にはステレオとモノラルの切り替えしかないのです。ここまで来ると漢としか言えなくなります。

バランスムチャクチャ悪いし、ポリゴンも汚いし、マニュアルも訳分かんないし… 味方を誤射すると『おーのー』とさわやかな声出すし… まさにキングオブクソゲーの名に恥じていません。素晴らしいです。

ムササビ

ちなみにコレ、敵と思いますか? 実は味方です。どうみても敵キャラにしか見えないのに味方。誤射すれば当然『おーのー』と言ってくれます。マニュアルには書いていなかったのにぃT_T

結局、1面もクリアする事が出来ませんでした。元来、この手のゲームがニガ手なのに加えて鬼のような難易度の前に負けてしまったのです。

ちなみにこのデスクリムゾンの続編がドリームキャストでもリリースされます。このエコールという会社は懲りていないのでしょうか? そういえばアレの続編もドリームキャストでリリースされますね。今度はどっちに軍配があがるのか楽しみです♪